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YUKIPEDIA

小二で挫折、中二病を引きずり、高二で転落、現在第二の人生を歩む!

製薬会社に対する黙示録

無給

私は統合失調症です。

人生の約半分が、そう言う診断と共に過ぎ去っています。

 

そう言った自分が、この度、この病気のパンフレットを製作することになりました。

医師からの指令なのです。

「患者さん目線からの書いたものが少な過ぎる!あなたが書きなさい」

と。

 

別に私は、自分がそう言う病気だと言うことを恥ずかしく思いません。

後ろめたいですが、恥ではないのです。

だって好き好んで発症した訳ではありませんから!

 

 

 

さて。

その医師からの指令に対する反応を、このブログに書き殴って行こうと言う目論見を始めます!

その名も、シリーズ

『患者による世界の為の統合失調症者へ』

です。

 

ーーーーー

 

さて!

今回は判読が自分でも難し過ぎるメモを、睨みつけながらここに清書しようと思います。

 

何のメモかって?

医師はこう言ったのです。

「先ずは、製薬会社のホームページ(HP) を批判的に見るといい。

患者の立場になろうと頑張ってはいるけれども、どうしても健常者目線で作ってある」

 

それを実行した記録を残します。

 

ーーーーー

ケース❶

エビリファイ製薬会社A社を見る】

薬を製品で見ている感じが否めなかったです。

それは会社に当たっては、取引の対象として、当然のことかも知れません。

 

でも!

私達にとっては、体内に入れるものなのですよ?

電話で薬品の質問を受け付けているのは素晴らしいと思います。

でも、本当に具合の悪い人間は、そんな行動は起こせない。

患者と言うより、周囲の立場に立っての見方をしている気がしました。

 

・発症の要因について

「いわれている」「ようです」「考えられています」と、非常に曖昧な書き方をされています。

それも仕方の無いことかも知れません。

まだ原因がはっきり分かっていない病気ですから。

私はそれが一因で、自分を責めまくってきたのですが。

 

・症状の説明について

認知機能障害、と言う項目が出来ています。

これは最近のものではないでしょうか?

私が1年前に通っていた病院では、そう言った話は一切出ませんでした。

 

単に私がそう言う障害を持っていないだけ?

いやいや、表面に出していないだけ。

目で見る文章の説明は、非常にスムーズに分かります。

でも、耳から入る音声の説明は、大変に苦手なのです。

 

「分かりません。もう一度説明頂けますか?」

そう言いたいことが多々ありますが、健常者は分かってしまうのでしょう、きっと。

私が問いかける前に、相手がすたこら去っていくこと多々。

困惑する私だけが残されます。

 

・経過の説明について

統合失調症には、

前兆期

急性期

休息期

回復期

と、四つの期間が設けられています。

 

私は、この急性期と休息期を行ったり来たりしていました。

今でこそ、回復期のその先に居るつもりです。

それでもこの病気は大変に再発が多い

いつ急性期に戻るか分からない恐怖を孕んでいるのです。

その恐怖を煽り立てる書き方を昔はされていましたね。

今はその記述が消えていました。

 

・治療薬の書き方について

やめろ!

抗精神病薬とか言う偏見炸裂爆裂な呼び方は!!

もっと他のネーミングを探せ!!!

 

・精神科リハビリテーション、障害に対する制度について

おい!

私の絶賛闘病人生期は、そんなこと一言も書かれてなかったぜ!!

そう言うことは進めて広げろ!!!

 

 

ケース❷

ジプレキサ製薬会社B社を見る】

何故いきなりSchizophreniaって難しい言語の提示?

私はそのSchizophreniaそのものが原因で高校中退した、バカです。

 

そう。

敷居が高いのです。

解説文が固くて、読みにくい。

「私だったらもっと読みやすく書きたいけど」と思います。

 

一番の問題文。

「あなたが自立をしたいとか、学校や職場へ戻りたいと望んでいるなら、治療していくことが必要」

 

当たり前。

 

苦しんだまま人生を終えたい人が居るのでしょうか?

それはスキゾフレニア(Schizophreniaはこう読むのです)的マゾヒストですか?

何だか少し脅迫めいた文章に、正直私はビビりました

普通、治療が病人には与えられるべきだと思うのですが。

 

患者によって作られたコンテンツが掲載されているのは、感心しました。

でも!

前にも書きましたが、本当に苦しんでいる人間は、そう言ったものも見られない位に消耗している。

 

一番の問題点は、ジプレキサは服用すると体重が激しく増加するケースが多いこと。

私は10kg太りました。

因みに、エビリファイに変えたら、その10kgは元に戻りました。

 

 

ケース❸

リスパダール製薬会社C社を見る】

統合失調症バーチャルハルミネーション(つまり、病人の見ている世界を動画で再現してあるのです)が画期的だと思いました。

しかし、ここで疑問に思うことが。

「気分が悪くなったら閲覧を止めるように」

そう言った但し書きがありました。

 

ちょっと!

私達の世界は、気分が悪くなるのか?

 

自分に限って言うと、怖くてそれを観られませんでした。

追体験するのが嫌だったのです。

 

あと、もう一つ疑問に思うことが。

「出来るだけ根気よく説得させ受診させること」

患者に対する周囲の接し方の但し書きです。

 

説得?

させる?

 

この言語に、私のアンテナは嫌でも反応してしまったのです。

完全に健常者目線だな、と。

ちょっと軽蔑されている気すらする書き方です。

これは止めて欲しい。

 

そして、デポ剤、ECT(電気ショック療法)について掲載してあるのは良いのですが。

私は両方とも体験済みですから、はっきり意見を述べます。

 

デポ剤:体内に注射された薬剤が効き過ぎて、具合が悪くなった。

けれども一旦投入されてしまった徐放性の薬だから、気分が悪くても耐えるしかなかった。

副作用止めは存在しているが、体質に合わなかった。

最終的に経口薬に変わって現在に至る。

 

ECT:施行されて、過去の記憶が吹っ飛んだ。

吹っ飛んだのは記憶だけではなく、私の家族関係の安定もだった。

今でも私は勝手にこの決断をした親を憎んでいる。

 

 

ーーーーー

 

と、辛口言いたい放題やりましたが、如何でしょうか?

でも、私には実際にその世界に居る人間として、リアルに本心を書き綴って発信する義務があると思っています。

 

この3社の関係者の方!

もしこの文章を見て考え直すことがあったら、即座にもっとこちらの立場を考えて欲しいです。

 

私にパンフレット作製を依頼して来た医師は、それが実現できていない現実を見るに見かねているのですから。

 

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